幻視
天皇陛下の弁当箱
# by origa-56 | 2012-01-26 23:21
メール
T・M氏
もともと、
人のこと、天下国家のことなんかかんがえたことないから、
選挙にも行ったことないから
こういう人がいてくれると助かります。
おまかせして、そっとわがままに暮らしたいです。
折金
天下国家のことはお上にまかせて、庶民はつつましやかに
日常を過ごして行くことが理想なんでしょう。
私は選挙権を行使したのは5割ぐらいかな。
もともと、
人のこと、天下国家のことなんかかんがえたことないから、
選挙にも行ったことないから
こういう人がいてくれると助かります。
おまかせして、そっとわがままに暮らしたいです。
折金
天下国家のことはお上にまかせて、庶民はつつましやかに
日常を過ごして行くことが理想なんでしょう。
私は選挙権を行使したのは5割ぐらいかな。
# by origa-56 | 2012-01-26 11:43
1月26日 楽観主義
「赤蝦夷風説考」の工藤平助のことば。世の中は詰まりたりとても、もの極まればまたどうか工夫がつく。
ここにつきればかしこにあらわれ、かしこにたゆたればここにあらわれ、
天地の間にわくひとなれば、智者のたえてもまたわくなり。
世の中を嘆くはたわけなり
俺がこんなこと言ったら「だからお前はノーテンキなんだ」と言われそう。
というよりも言われてきた。まあ、簡単にいえば、「なるようになるさ」 そうやって
生きてきた。
ノーテンキ、無責任、無節操、無自覚、泥縄、日和見、なまけもの、そのばしのぎ。
昨日も週1回の授業をすっぽかしてしまい、夕方、電話で「どうかしましたか」と言われてしまった。
こんな男でも生きていけるのは、「智者のたえてまたわくなり」、誰かが補ってくれるからだろう。
まあ、表通りを大手をふるって歩いてはこなかったけどね。
# by origa-56 | 2012-01-26 08:35
1月25日 相づち

1
「あかんですわ。もうすっかり耄碌しちゃってね」
「そうですか」
2
「あんなバカ亭主と40年、楽しかった事なんてひとつもない」
「そうですか」
こういうとき
「そんなことないでしょう」
と言うべきなんだ。
# by origa-56 | 2012-01-25 14:18
1月25日 コメントから

1月20日の「至福の朝」の
布団の中で聞く、まな板を叩く包丁の音
に友人からコメントメールをいただきました。
明治好きの折金さんにはときおり
過去の家父長制時代の倫理観を感じます。
いまは男女協働の時代ですわ。
時折、こうして転載するかもしれませんので、
都合悪い場合は(不許可)とひとこと言ってください。
これは不許可です。怒られるかもしれません。
# by origa-56 | 2012-01-25 08:09
そこそこの人

なんでもそこそこは出来るけど
それ以上はいかない。
そこそこはいくけど、
そこで止まってしまう。
その道を極めた人にはとうていおいつかない。
そのくせ
その道を極めた人を自分と同じレベルで評価してしまう。
一人で高い山に登れば、植村直己の単独行に思いを寄せ
50枚の原稿を書き上げれば、小林秀雄の気分になったりする。
傲慢なことなんだな、ソコソコの人は反省するのでした。
# by origa-56 | 2012-01-24 22:16
バケットの焼き上がるころ

バケットが焼き上がるころを見計らって
近くのパン屋に行く。
ときどきパン屋のローテーションが変わっていて
1時間待たされることもしばしば。
まだ暖かいパンにパンナイフを入れるとき
なんともいえない香気が立ち上がる。
パンの美味しさはそのときから始まっている。
バケットはオリーブオイルだけあればいい。
# by origa-56 | 2012-01-23 14:21
1月23日 夫のひとりごと

かみさんの 果てしない ムリ・ムダ・ムラ
かみさんの 果てしない 小言
かみさんの 果てしない インターネット不信
かみさんの 果てしない 前進
# by origa-56 | 2012-01-23 08:03
1月21日 冬帽子

帽子を贈ってくれた。
私の頭にピッタリの黒の皮帽子だ。
気に入って、家の中でも被っている。
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・冬帽の黒きが似合う齢来ぬ 篠原 梵
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・冬帽を脱ぐや蒼茫たる夜空 加藤楸邨
・父在ありぬ冬帽壁にあるかぎり 片桐てい女
・何求めて冬帽行くや切通し 角川源義
# by origa-56 | 2012-01-21 08:40
1月20日

朝に訪れる至福の音
・布団の中で聞く、まな板を叩く包丁の音
・布団の中で聞く、遠くで雨戸をあける音
・布団の中で聞く、朝刊を配るオートバイの音
# by origa-56 | 2012-01-20 19:49
じぶん

また『一人法師』
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その人は、耳にここちよい言葉で話しましたが
やはり心の中はじぶん中心の人でした。
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# by origa-56 | 2012-01-19 16:47
寒 暁

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寒暁や神の一撃もて明くる 和田悟朗
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朝、身を切るような寒むさ目覚める。4時半だ。
布団を押入にしまって、一仕事。
この時季、7時頃にまさに神の一撃が窓から差し込む。
# by origa-56 | 2012-01-19 08:48
総体的なもの

梅棹忠夫は道具や情報を文脈から切り離し、バラバラにして
カードにメモしぞれを自分の思い通りに並べ直して、新しい
文脈を作ることを提唱した。それが『知的生産の技術』だった。
その流れは今の情報化社会、コンピュータ社会につながっている。
このごろ、そうすることによって失われたものが気になる。
ある文脈をつくった人の総体的な思考が失われてしまうのだ。
たとえば、
静かさや 岩にしみいる 蝉の声 (芭蕉)
いつまでも ながめてゐたり レモンの尻 (山口青邨)
はらわたも なくて淋しき 唐辛子 (正岡子規)
を5・7・5に分解して、カードを並べ直して
静かさや ながめてゐたり 唐辛子
として、新しい句を作ったとしても
それって、どんな意味があるんだろう。
現代は
一つの文脈を作った個の総体的な背景は無視されバラバラに
分解された断片が大量に飛び交い、まったく違った文脈に再構成される
時代になっている。
自分がそういう時代の人間になっていることにおどろく。
バラバラに解体して再構成することに狎れているのだ。
# by origa-56 | 2012-01-18 23:29
指先

指をしきりに動かしているときは、なにも考えていない。
脳が指先に移っていったからかもしれない。
手を休めて、一息つくと脳はもとにもどって妄想にふける。
神や仏の前で、手を合わせたとたんに、頭は空白になる。
想いが指先に移ってしまったのだ。
# by origa-56 | 2012-01-18 09:20
節約

車を買った。その後
「春になったら、花巻に行こう」
「車買っちゃったからね、無理よ」
「たまには温泉にでも行こうか」
「車買っちゃったからね、やめよう」
「ドライブに行こうか」
「車買っちゃったからね、行けないよ」
「????????」
# by origa-56 | 2012-01-17 19:48
コメントを猫メールでお願いしているわけ
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数日間、コメントを看板猫の横のEメールにお願いしています。
その理由です
① 通常のコメント欄ですと「いたずらのコメント」があったときにほかのコメントをしてくださった方のブログに
もその迷惑が及びます。
② 通常のコメント欄の場合、私事にわたることもあります。それを多くの方(このブログでは100アクセス前後)
にも伝わってしまいます。Eメールでしたらそういう配慮はいっさいいりません。
コメントをいただくのはとてもうれしいです。かならずお返事しておりますので、こういう形でこれからも
よろしくお願いします。
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数日間、コメントを看板猫の横のEメールにお願いしています。
その理由です
① 通常のコメント欄ですと「いたずらのコメント」があったときにほかのコメントをしてくださった方のブログに
もその迷惑が及びます。
② 通常のコメント欄の場合、私事にわたることもあります。それを多くの方(このブログでは100アクセス前後)
にも伝わってしまいます。Eメールでしたらそういう配慮はいっさいいりません。
コメントをいただくのはとてもうれしいです。かならずお返事しておりますので、こういう形でこれからも
よろしくお願いします。
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# by origa-56 | 2012-01-17 14:35
1月17日 生命の哀しさ

もういちど 『一人法師』
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一人法師の胸をいっぱいにしたのは、
人間の生命の哀しさでした。
それは喜びも悲しみも、じぶんの力ではどのようにも
できない哀しさでした。
そしてそれは、生きている生命の中からふつふつとわき出し、
いつまでも消えることなく心の底にたまっていく哀しさでした。
ああそうなのです。
人間だけが、
命の燃えつきるまで生命の哀しさを増やしつづけているのです。
そして人間は、そのような生命を生きていればこそ、
希望という言葉を思わずにはいられないのです。
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三陸海岸に立っている一人法師を想いました。
絶望の果てに地面に倒れ臥し、そのまま眠り続けて、
ふと目を開けたら、目の前にちいさな菫の花が咲いていた。
生きていこうと思ったという土地の人のことを想いました。
# by origa-56 | 2012-01-17 09:12
眼
新聞を読んでいたら、
カミさんが、「起きてる?」と言った。
「起きてるさ。新聞を読んでいる」
「寝てるかと思ってた。眼が開いてなかったから」
「ちゃんと開いてるさ。眼が細いのは生まれつきだ」
「ホントに細いのね。世の中を普通の人の半分しか見ていないんじゃないの」
「人のことは言えないよ」
「そうね。身内、親戚で眼の大きな人いないね」
カミさんが、「起きてる?」と言った。
「起きてるさ。新聞を読んでいる」
「寝てるかと思ってた。眼が開いてなかったから」
「ちゃんと開いてるさ。眼が細いのは生まれつきだ」
「ホントに細いのね。世の中を普通の人の半分しか見ていないんじゃないの」
「人のことは言えないよ」
「そうね。身内、親戚で眼の大きな人いないね」
# by origa-56 | 2012-01-16 17:04
コマネズミ
マントヒヒのひとりごと
朝からコマネズミのようにカミさんが動いている。
神の束をひっくり返したり、散らかしたり
台所でニンジンや大根を刻んだかと思うと
繕い物をしている。
ちょっと静かになったかと思うと炬燵から首だけ出して
寝ている。
コマネズミみたいだなあ~ というと
「どうせ私は一生コマネズミで終わるのよ」
さっき、友だちに手紙を出しに行くといって
出たまま2時間が過ぎた。
朝からコマネズミのようにカミさんが動いている。
神の束をひっくり返したり、散らかしたり
台所でニンジンや大根を刻んだかと思うと
繕い物をしている。
ちょっと静かになったかと思うと炬燵から首だけ出して
寝ている。
コマネズミみたいだなあ~ というと
「どうせ私は一生コマネズミで終わるのよ」
さっき、友だちに手紙を出しに行くといって
出たまま2時間が過ぎた。
# by origa-56 | 2012-01-16 14:25
縄文幻想

賢治の『狼森と笊森、盗森』
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声を揃えて叫びました
「ここへ畑起こしていいかあ。」
「いいぞお。」森は一斉にこたえました。
みんな又叫びました。
「ここに家建ててもいいかあ。」
「ようし。」森は一ぺんにこたえました。
みんなまた声をそろえてたずねました。
「ここで火たいていいかあ。」
「いいぞお。」森は一ぺんにこたえました。
みんなはまた叫びました。
「すこし木もらっていいかあ。」
「ようし。」森は一斉にこたえました。
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こんな時代があったんだ。
かつては自然に許可を得た。
いまは社会に許可を得なければならない。
# by origa-56 | 2012-01-16 08:22
『一人法師』 なつむら そうじ著

ああ……という前書きです
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一人法師という名を聞かれても、きっとだれもがそのようなお方は
ご存知ないと言われるかもしれませんが、じつは、生命あるすべ
てのものが、この世に生まれる前からよく知っているお方なのです。
わたしどものだれもが、わけもなく寂しくなったり、あるいはわけは
あってもそのわけをじぶんでもうまく説明できない哀しい心になったり
することがありますが、それはわたしどもが一人法師を心に感じて
いるからです。……
一人法師とは、
じつは、いつもは忘れかけているもう一人の自分自身なのです。
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こんなにも静かでひっそり佇んでいる本があったのだ。
一挙に読んでしまったけど、これはそんな読み方をしてはいけない。
小さな本だけど、静かにもう一人の自分と一緒にゆっくりと読まなくては
いけない。
# by origa-56 | 2012-01-15 12:55
1月15日 点の人

夢を見た。
先生と碁を打った。
お互いに石を五つぐらい置いたところで先生が言った。
「さっき置いたこの石が孤立してるよ。
どんなに離れていてもつながっているという意識を
持っていないといけない。
相変わらず「点の人」だなあ」
目が覚めてもしばらく布団の中で先生の声の余韻を
味わっていた。
# by origa-56 | 2012-01-15 08:18
1月14日 物語

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……ほんの数ミリでも現実から離脱し、
物語の世界をひとときさまようことができたら、と願っています。
小川洋子『小川洋子のことばの標本』
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ほんの数ミリでいいから。
数ミリのなんと高いことか。
# by origa-56 | 2012-01-14 11:29
1月14日 説明するな!描写しろ!

説明するな!
描写しろ!
今しかないのだから。
今、なにを見、なにを感じ、なにをしたか。
説明すると、途端に、過去や未来が入り込んでくる。
つまらなくなるんだ。
描写しろ。描写に徹しろ。
今しかないのだから。
# by origa-56 | 2012-01-14 06:30
活版所

ジョバンニは活版所で粟粒ぐらいの活字を拾って小さな平たい箱に詰めていく。
詰め終わると白服を着た人に渡し、かわりに小さな銀貨をひとつもらう。
その足でパン屋に寄って、パンの塊一つと角砂糖を一袋買って家に帰る。
この活版所が気になる。というか活字が気になっているのかもしれない。
この工房でどんな本を作っていたんだろう?
懇意にしている印刷屋のおやじさんも昔から気になっているとのこと。
「活字を拾う」 いいことばですねえ
# by origa-56 | 2012-01-13 12:36
1月13日 歌会始

皇后の歌
帰り来るを立ちて待てるに季のなく岸とふ文字を歳時記に見ず
岸は帰ってくる人を待つ場所なんだろうか。
こんなにも悲しい場所だったんだろうか。
戦地から帰って来るひと、半島に拉致されたひと、津波にさらわれた多くのひとたち。
大切なひとたちを待って佇んでいる岸。
そんな岸は歳時記には載っていない。
# by origa-56 | 2012-01-13 08:03
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